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マイク試験器(というより試験用接続器)の製作( iCOM & YAESU ) [アマチュア無線]

 カテゴリーは『電子工作』でもあります。『マイク切替器とかプラットホームになるもの』を作りたくて、まずマイク入力レベルを計測すべく安易に空きコネクターを利用して行なおうとしましたが限界があり、ググるとiCOMの「エレクトロニクス工作室№103」にありました。何かしようとすると大抵このiCOMのカテゴリーの何れかに行き当たる気がします。
2016-05-05 15.08.22_WVGA.jpg
 ということで、このページを参考に作ってみました。今回はiCOMのモジュラージャック(RJ-45, 8pin)に加え、どうせならYAESUのマイクも接続できるようにと、コネクタを増やしました。また、出力側にはBNCコネクタを設けました。結構満足がいく仕上がりです。
 回路的にスイッチ切り替えは面倒そうなので単純に並列に配線しましたが、ケースが小さいので配線のし辛さから言うと、どっちもどっちという結果ですね。右の写真はケース加工後です。余談ですが、はっきり分かる『顔』が隠れていました。耳まで付いています。「眉毛太っ!」
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 同時にDC電源のプローブ、BNCプローブも1.5Dで作りましたので思ったより時間を要してしまいました。これでやっと目的に着手できます。

 オシロで測ってみましたところ、DC成分が十分に抜け切れていません。電解コンデンサが原因のようです。15mVくらいからなかなか下がりません。交換前にバイパスして10円のコンデンサ(下右写真中上側の黒色)に付け替え待つこと数分、Averageでほぼ0Vになりました。試しに無極性の電解コンデンサ(最下段右写真中の緑色)を試したところ中々電圧が下がりません。電源用に至っては更に重い。
Audio10uF.png2016-05-05 20.52.18_WVGA.jpg
 もしやと思い、ダイナミックマイク用に製作したものもチェックしましたところ、同様でしたのですぐに交換しました。Audio用(上右写真中下の金色)なので良かれと思って使いましたが、単純にDC成分を抜くだけなら10円が最適という結果になりました。また、DC成分が抜けるまでに時間を要するということが分かりました。なので、ダイナミックマイクを繋いで直ぐに送信なんてことは避けた方が良いと思います。(そんなシュチュエーション無いか!?)
Su10uF.png
 電解コンデンサ交換後の写真。今回は、4.7uFと10uFの違いは検証していません。もっとレスポンスの良い電解コンデンサが存在するかもしれません。
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