電流検出モジュール(current diteciton module)の活用 [電子工作]
電流を検出するには、シャント抵抗の電圧を測るのが一般的のようですが、複数回路を計測したいので、コンパクトなデジタル回路用の電流検出モジュールとアナログパネルメータを組み合わせてできないかということで試作してみました。赤黒入手力端子の並びは、悩んだ末に、デジタルマルチメータに合わせることにしました。
このデジタルモジュールの出力電圧は、66mV/Aなので最大測定範囲±30Aの時、0~3,960mVとなり、中央値の1,980mVが0Aとなります。このまま直結は出来ないので、レールスプリッタICでアナロググランドを作りました。ケースの連続する端子穴加工は、10.32mmのハンドパンチャーで楽勝です。
急きょ電源インジケータLEDを追加してケースに収めました。端子側上蓋には念のためポリイミドテープを貼っておきました。
パネルメータは、富士計測器のFA-38を想定しています。メーター内部の抵抗を撤去するとフルスケール125mV,125Ωでした。デジタル検出モジュールは、最大計測値を36A(2,376mV)もしくは18A(1,188mV)の場合の分圧器の計算結果は以下の通りです。
見かけの完成度は高そうですが、まだ実用ではありません。ですので参考としてください。
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