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自作電子負荷装置ファイナル [電子工作]

2015-08-14 15.24.21_VGA.jpg トランジスタを使用したアマチュア的実験用放電器です。DAIWAトランス式電源の回路図や『3D無線クラブ』の回路図を参考に作ってみました。ケース左側は1.0mmの鉄板なので、ニブラーでの吸込み口の孔開けには筋肉痛を伴いました。最初はパワーMOSFETのTK100E10N1(100V,100A,255W)×4を使用しました。余裕だろうと思っていましたが、13.8V-7Aくらいですぐに飛んでしまいました。次にDAIWAさんで使用している2SC3281の同等スペックの2SC5200(230V,15A)×4に変更してみました。
 ピークホールド回路を搭載していないので正確には測れない(欠陥でした)のですが、大体30Aくらいで電源側のリミットが働くことが確認出来ました。成功かと思いきや何度か繰り返すと、また負荷側のトランジスタが飛んでしまいました。2SC3281×3 VS 2SC5200×4で後者が負けてしまったわけです。放熱板の温度は計測していませんが、触った感じは明らかに電源側のほうが高い。シリコングリスでなく放熱シートにしたのが悪かったのか。単純並列接続なので製品のばらつきが出たのか。電流値も安定しないので、予定していた電流値プリセットもできません。回路設計からやり直してみます。
 今度はまたトランジスタも変え、ファンの強化、定電流制御回路(シュミレート中)や先に述べたピークホールド回路(勉強中)も内蔵したいものです。
 写真中上の数値が電流、下の数値が電圧です。表示が13.18Vですが電源の端子部分は13.8V。電流値が上がると電圧が下がっていきます。1mのDCケーブルで電圧降下が生じているのかな?だとすると、モービル機は、なるべく太い線でなるべく短く配線したほうが良いことになりますね。勿体ないようですが、ケチな考えは捨てて余裕分は束ねず、切っちゃいましょう!でこの辺も実験で検証したくなりましたね。同軸ケーブル同様、コネクタ損失の電圧値も測れるかも。


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